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建設経済新聞社
2018/09/05

【京都】京都駅東部エリア活性化へ 構想検討委が9月8日に初会合

 京都市は、京都駅東部エリアの活性化に向けた将来構想策定のため、検討委員会を立ち上げ、9月8日に初会合を開く。
 京都駅東部エリアは、概ね「京都市立芸術大学を核とした崇仁エリアマネジメント」の構築に取り組む5学区(植柳、稚松、菊浜、皆山及び崇仁学区)と、鴨川を越えて東側にある京都美術工芸大学や京都国立博物館、三十三間堂が立地する貞教学区及び一橋学区を想定する。京都の玄関口である京都駅と東山文化エリアを結ぶ立地で、2023年に崇仁地域へ京都市立芸術大学や京都市立銅駝美術工芸高等学校の移転を予定しており、文化芸術を基軸としたまちづくりにより、同エリアだけでなく、市全体の活性化に繋がる大きな効果が期待されている。その一方で、同エリアの多くの学区では著しい人口減少や高齢化が進展するなど、様々な課題も抱えている。
 こうした状況を踏まえ、学識経験者等で構成する京都駅東部エリア活性化将来構想検討委員会を設置。5月市会に同検討委員会を設置するための条例改正案を提出し5月31日に可決した。
 検討委の初会合では京都駅東部エリアの現況確認、ポテンシャル・課題及びまちづくりの方向性などを検討する。
 なお京都市総合企画局は、公募型プロポーザルの「京都駅東部エリア活性化将来構想策定業務」について、地域計画建築研究所(アルパック/京都市下京区)を受託候補者に選定した。