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北陸工業新聞社
2018/09/06

【石川】能登町/アントール・西中特定JVに/小木地区観光交流C建設/電気=稲垣電機、機械=梶設備 

 能登町は5日、「平成30年度社会資本整備総合交付金小木地区都市再生整備計画事業(仮称)小木地区観光交流センター建設工事(建築)」「同(電気設備)」「同(機械設備)」の制限付き一般競争入札3件を開札し、落札者を決定した。
▽建築
落札=3億390万円
アントール・西中特定JV
▽電気設備
落札=7370万円
稲垣電機
▽機械設備
落札=7148万円
梶設備
 建設規模はW造平屋建て延べ926・72平方メートル。「イカの駅」として小木港で水揚げされたイカなどの加工品を取り扱う直売所、レストラン、イカ漁の展示スペース、観光案内所を配置。マリンレジャー用の更衣室、シーカヤック収納庫なども併設する。
 外観は漁港の倉庫や市場などシンプルで横長な建物をイメージし、海に誘うゲートを中央に設けることで湾とのつながりを演出。大断面集成材と在来製材を使用した構造で、外壁には能登ヒバ縦羽根目板を使用。内部はイカをイメージした白を基調に吹き付け左官で親しみやすい空間に仕上げる。整備場所は九十九湾に面した越坂の主要地方道能都内浦線沿いの用地。工期は19年3月29日までで、来年夏のオープンを予定している。
 実施設計は浦建築研究所(金沢市)が担当。

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