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建通新聞社四国
2018/09/11

【愛媛】愛媛県 三島川之江港にガントリークレーン

 愛媛県は、三島川之江港(四国中央市)の金子地区国際物流ターミナルにガントリークレーン(荷役機械)1基設置を計画しており、9月補正予算案に整備に向けた基本設計委託費を計上した。予算額は1410万円。
 2018年度内に荷役機械設計の基本仕様(基本設計)を外注し、詳細設計・製作・据え付けは一括で発注される。早ければ20年度中の稼働開始を目指す。基本仕様書作成は一般競争入札で外注、委託期間は6カ月間程度。その後2カ年で整備を図る。
 三島川之江港の背後地は製紙産業の集積地となっており、木材チップやパルプ、石炭などの取扱量が多い。
 港湾は愛媛県が管理しているが、金子地区の岸壁は港湾施設の能力を増強するため、国土交通省松山港湾・空港整備事務所が大型船舶にも対応できるよう水深14bの国際物流ターミナルとして整備、08年3月から供用を開始している。
 現在の荷役クレーンは、地元民間企業で共同設置したハーバークレーン1基が稼働しているが、年々、コンテナ貨物の取扱量が増加しており、ターミナル供用時より約2倍に増加し、既存クレーンでは対応できなくなってきている。
 供用開始時に年5万4000個(20フィートコンテナ)だったものが、今では10万7000個まで増加している。他、荷役機械の増設は地元からの強い要望もある。
 ガントリークレーンの仕様は、基本仕様の中で煮詰められるが、既存のハーバークレーンの荷役能力は25個/時からガントリークレーンの能力は30個/時程度となる。レールを設置する岸壁基礎部分は、物流ターミナル整備時に補強済みとなっている。ガントリークレーン稼働後のハーバークレーンの取り扱いは、ガントリークレーンの保守・点検時の予備施設となる。
 同地区は水深14bあり、5万d級の貨物船が入港可能だが、現状は1万トン強の船舶が運航されている。

提供:建通新聞社