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建設新聞社
2018/09/11

【東北・福島】27億余で錢高組/東北整備局のWTOの阿武隈川橋上部工

 東北地方整備局は、3日に開札したWTO対象案件の「東北中央自動車道阿武隈川橋上部工工事」を1落の27億0980万円、評価値6・8270(技術提案55点)で錢高組に決めた。
 入札者は同社のほか、ドーピー建設工業、日本高圧コンクリート、日本ピーエス、川田建設・安部日鋼工業JV、オリエンタル白石・コーアツ工業JV、ピーエス三菱・東日本コンクリートJV、三井住友建設・昭和コンクリートJV、大成建設・IHIインフラ建設JV、鹿島、清水建設、鉄建の12者だった。
 阿武隈川橋は、復興支援道路である東北中央自動車道相馬福島道路の霊山〜福島間において、福島県伊達市伏黒〜岡沼地内で阿武隈川を渡河する橋梁。橋長398b(支間長88・1b+120b+120b+62・3b)、幅員12bのPC4径間連続箱桁で、張出架設工法を採用する。
 施工内容はPC箱桁製作、架設、橋梁付属物、現場塗装、仮設一式。主要資機材はコンクリート約8000立方b、鉄筋約850d、PC鋼材約330d。工期は2020年11月24日。詳細設計はドーコン、修正設計は復建技術コンサルタントが担当した。

 提供:建設新聞社