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建通新聞社(岡山)
2018/09/12

【岡山】平成30年7月豪雨で堤防が決壊した小田川の3支川(末政川・高馬川・真谷川) 緊急的な治水対策を可能とする「河川激甚災害対策特別緊急事業」に採択

 岡山県は、平成30年7月豪雨で堤防が決壊した小田川の3支川(末政川・高馬川・真谷川)について、緊急的な治水対策を可能とする「河川激甚災害対策特別緊急事業」に採択されたことを発表した。
 「真備緊急治水対策」として早急に事業着手する方針。事業費は約500億円(8月3日採択の予備費を一部含む)。国が管理する小田川の合流点付け替えや掘削、堤防の嵩上げと強化をはじめ、3支川の堤防嵩上げと断面拡大(約89億円)を実施する。事業期間は2018〜23年度。
 この他、緊急対応(予備費)の採択箇所は次の通り。
◇国管理河川
 ▽旭川(岡山市)−災害復旧事業=国費1億3000万円▽高梁川(総社市他)−災害復旧事業・災害関連事業=国費37億4000万円▽小田川(倉敷市)−災害復旧事業・災害関連事業・激甚災害対策特別緊急事業=国費27億4600万円▽吉井川(岡山市)−災害復旧事業・災害関連事業=国費12億3000万円
◇県管理河川
 ▽末政川・高馬川・真谷川(倉敷市)−樹木伐採、河道掘削、測量設計=国費5800万円▽小田川(倉敷市、井原市、矢掛町)−樹木伐採、河道掘削=国費1億円▽高梁川(総社市、高梁市)−樹木伐採、河道掘削=国費5200万円▽高梁川(新見市)−河道掘削=国費500万円▽旭川(岡山市)−樹木伐採、河道掘削=国費5000万円▽砂川(岡山市)−樹木伐採、河道掘削=国費5000万円

「提供:建通新聞社」