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北陸工業新聞社
2018/09/14

【新潟】第一建設工業の断面修復工法/県がプラチナ技術に登録/メードイン新潟 

 新潟県土木部技術管理課は13日までに、「Made in 新潟 新技術」のプラチナ技術に、第一建設工業(新潟市中央区 高木言芳代表取締役社長)を認定した。
 技術名称は、断面修復乾式吹付け工法(ポリマーセメントを使用した水量管理型乾式吹付け工法)。
 概要はコンクリート構造物の断面修復や補強を、独自のサイロシステムを用いて短期間に施工できる優れた工法。コンクリート構造物の自然環境または人為的な要因により劣化や損傷した個所の断面修復のほか、道路橋床版の老朽化および劣化、車輌大型化による活荷重対策について下面増厚を行う。また、耐震補強対策として鉄筋や繊維と併用して補強する技術だ。公共工事では各種コンクリート構造物断面修復工事、RCスラブ下面増厚工事、耐震補強巻き立て等の補強工事に適用できる。
 プラチナ技術は、「Made in 新潟 新技術」に登録されているうち、性能または機能が特に優れ、国内全体の問題解決に貢献でき全国的な需要が期待されるもの。また、販路開拓支援事業として県外への販路開拓のための補助金申請もできるという。今回の登録で9件目となる。

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