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建設経済新聞社
2018/09/14

【京都】伏見区羽束師に救護施設新築 4階建、延4620u規模で計画

 社会福祉法人みなと寮(理事長大西豊美氏、大阪市港区八幡屋4丁目8−1)は、京都市伏見区に「(仮称)救護施設みやこ」新築工事を計画している。
 計画地は京都市伏見区羽束師菱川町423の更地。敷地への出入口は東側の国道171号沿いに2ヵ所、北側の向日市道上植野幹線に1ヵ所設ける。敷地南側に駐車スペースを設ける。
 規模はRC造一部S造4階建、延4620・52u(建築面積1572・57u)。1階に多目的ホール、事務室、会議室、厨房などを配置する。2階に緊急一時宿泊施設(11室41人)、3階に救護施設(男性用・15室39人)、4階に救護施設(女性用・13室25人)を配置。居室は多床室(4人部屋)と一部個室とする。各階に介護職員室、面会室、食堂・談話スペース、浴室、洗濯室などを設ける。エレベーターは2基設置する。
 定員は緊急一時宿泊施設が41人、救護施設が64人。
 当初計画によると、年末から年明け頃に開発工事に着工し、その後、31年5月頃に建築工事に着工、32年3月頃の完成、同年4月の開所を目指す。
 整備費は約18億円を見込む。
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 京都市は、京都市中央保護所(更生施設30人、一時宿泊施設20人の計50人。下京区花屋町通室町西入る乾町292・下京総合福祉センター内)を廃止し、救護施設に転換。新施設の整備及び運営は民設民営で行うため事業者を公募した結果、社会福祉法人みなと寮に決定した。
 市は救護施設の整備について補助金の支出を予定。30年度当初予算に整備助成費1億2520万円を確保した。