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建通新聞社(岡山)
2018/09/21

【岡山】岡山建協・技士会・青年交流会が全国初の要望連携協定結ぶ 

 岡山県建設業協会(荒木雷太会長)と岡山県土木施工管理技士会(福本健治会長)、そして岡山県建設青年交流会(奥野一三会長)の3団体が手を携え、陳情や要望活動に共同で取り組んでいく。
 18日に「要望連携に関する協定調印式」を建設会館で行い、今後、防災関連施策をはじめ建設業の発展に向けて、国や県に対して効果的な提案・提言を行っていく。調印式では3会長ががっちりと握手を交わした。
 協定調印式で、岡山県建設業協会の荒木雷太会長は「7月豪雨災害の仮復旧工事は完遂できたが、災害前の早い段階から防災についての提言をもっと強く要望すべきだったと反省している。3団体が連携することで、行政機関に対してより具体的な陳情・要望が可能となる。陳情先からも真摯な対応を引き出せると期待している」と協定の趣旨を説明。岡山県土木施工管理技士会の福本健治会長は「情報を共有することで現場の声が(他の2団体へ)届けられる。発注者にこれまでよりも多くの陳情ができ、対応もスピーディーになるはず」と話し、岡山県建設青年交流会の奥野一三会長は「3団体で力を合わせて建設業と地域の発展に貢献してきたい」と抱負を述べた。
 全国の建設業団体では要望連携に関する協定は初めてのこと。荒木会長は「これまでの陳情は各団体がそれぞれの立場で行い、その内容を互いが知ることはなかった。連携することで各団体の考え方を集約するとともに多面的な意見をまとめて要望することができる。行政側の効率も図られ、決断も早くなるはずだ」と期待を寄せる。

「提供:建通新聞社」