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建通新聞社(岡山)
2018/09/26

【岡山】倉敷市 平成30年7月豪雨で被災したマービーふれあいセンターを復旧するため、10月にも実施設計を委託

 倉敷市は、平成30年7月豪雨で被災したマービーふれあいセンターを復旧するため、10月にも実施設計を委託する。2018年度は設計を進め、19年度に工事着手する予定で、20年12月末の復旧を目指す。
 同センターは、7月豪雨により高さ3・5bまで浸水。1階の竹ホールやさつきホール、事務室、展示室などが水没し、天井の落下などの被害が発生した。そのため、9月補正予算で実施設計委託費として1900万円を計上している。
 特に移動席を備えた竹ホールとさつきホールは、全客席の取り換え、客席の移動に必要な電気機器、駆動機器の整備、床シートの撤去と張り替えなど大規模な修繕となる。また、音楽や演劇の公演に必要な照明や音響機器、舞台設備も使用できなくなったため、復旧する。
 復旧工事の内容は、現在の建物を生かし、元の状態に戻すのが原則。ただし、施設建設から22年以上が経過しており、これまでの利用状況から、今回の復旧を機会に施設内容を見直す可能性もある。詳細については実施設計の中で検討する。
 同センターの規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ5841平方b。
 所在地は真備町箭田40ノ1の敷地2万0014平方b。

「提供:建通新聞社」