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日刊建設タイムズ社
2018/09/28

【千葉】大改修5校で基礎調査/県教育庁/学校長寿命化対策/外壁改修は19校実施設計

 県教育庁は、県立学校長寿命化対策事業に伴い、外壁等改修工事19校の実施設計と長寿命化対策工事5校の基礎調査を委託した。外壁等改修工事には県の9月補正予算で23棟分の工事費として限度額29億900万円(2018〜19年度)の債務負担行為を設定。来年度の夏休み期間中に工事を実施するため、早期の工事発注を目指す。また長寿命化対策工事の基礎調査は、本年度で基本設計、来年度で実施設計を実施し、20年度以降の着工を予定する。
 県立学校の長寿命化対策事業は、県立学校の長寿命化対策を推進するため、「千葉県県有建物長寿命化計画」に基づき、学校の大規模改修と外壁等改修工事を実施する。このうち大規模改修は本年度で基礎調査を実施し、その中で基本設計を行う。また外壁改修工事は、大規模改修の着手が21年度以降となる施設のうち、老朽化の著しいものを対象に実施する。
 外壁改修工事に伴い本年度で実施設計を委託したのは、磯辺高校、若松高校、松戸国際高校、流山高校、流山北高校、成田国際高校、成田西陵高校、佐倉高校、四街道高校、船橋芝山高校、市川工業高校、東葛飾高校、成東高校、安房拓心高校、袖ケ浦高校の高校15校と、松戸特別支援学校、印旛特別支援学校、長生特別支援学校、安房特別支援学校の特別支援学校4校を合わせた合計19校。
 主な工事の内容は外壁・屋上防水、サッシ交換工事など。
 また長寿命化対策工事の基礎調査は、薬園台高校、船橋二和高校、松戸六実高校、銚子商業高校、市原高校の5校で実施。
 対象施設は、薬園台高校が特別教室棟ほか22施設、船橋二和高校が管理棟ほか16施設、松戸六実高校が普通教室・昇降口棟ほか19施設、銚子商業高校が海洋校舎水産実習棟ほか18施設、市原高校が管理特別教室棟ほか22施設。
 建物規模と調査の委託先は、薬園台高校の特別教室棟がRC造3階建て延べ2596uで、調査は竹江設計事務所(鎌ケ谷市西佐津間1―18―1)が担当。船橋二和高校の管理棟はRC造4階建て延べ5453uで、調査は齋藤建築設計事務所(千葉市美浜区高洲3―14―3)が担当。松戸六実高校の普通教室・昇降口棟はRC造4階建て延べ4474uで、調査は桑田建築設計事務所(千葉市美浜区幸町1―2―2)が担当。市原高校の管理特別教室棟はRC造4階建て延べ4502uで、調査は千町村建築研究所(千葉市中央区新宿1―2―3)が担当。銚子商業高校海洋校舎の水産実習棟はRC造3階建て延べ2563uで、調査は日野建築設計事務所(旭市ニの2025―4)が担当。
 基礎調査では、コンクリートの圧縮強度や中性化深度などの躯体の耐力に係る評価に必要な調査を実施する。k_times_comをフォローしましょう
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