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建設経済新聞社
2018/09/28

【京都】福祉Cと診療所更新にあわせ 総合保健福祉施設整備を検討 基本構想、公募プロポで公告

 和束町は、社会福祉センターと国保診療所の更新にあわせ、総合保健福祉施設の整備を検討。基本構想の策定に乗り出す。
 同町は、32年度までの5年間を計画期間とする第4次総合計画後期基本計画において、保健医療福祉の一体的な提供体制の整備を図るべく総合保健福祉施設の整備を推進することを掲げている。既存の社会福祉センターと国保診療所は旧耐震基準の建物で築後50年以上が経過し耐震化改修や老朽化に伴う維持費の増加等の課題を抱え、早急な対応が求められる中、この2施設の更新とあわせ、今後のまちづくりの中核的な機能を担う総合保健福祉施設を整備する考え。
 総合保健福祉施設整備検討委員会を立ち上げ、30年度は基本構想を固める。次年度以降に基本計画をまとめる。
 同町は27日、和束町総合保健福祉施設整備基本構想策定業務を公募型プロポーザルで公告した。
 業務内容は(1)前提条件の整理(2)規定関連計画との整合性の検討(3)基本構想の作成(整備の狙い、整備の基本方針、整備すべき機能、整備候補地の設定等を明らかにし、検討施設の基本的な整備のあり方を示す)(4)検討委員会等の運営支援(5)基本構想案に対するパブリックコメントの実施支援(6)その他(基本構想を踏まえ、具体的な施設の配置、内容、規模等を明確にする基本計画を次年度以降に策定する)。
 応募者の参加資格要件は、和束町物品製造等競争入札参加有資格者名簿に登録等。
 参加表明書提出は10月5日午後5時まで。提案書提出は10月22日午後5時まで。10月下旬にプレゼンテーションを実施し、10月末に選定結果を通知する。契約締結は11月初旬。
 履行期間は31年3月29日。
 委託費(予算額)は216万円(税込)以内。
 担当課は和束町福祉課(рO774−78−3006)。