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建通新聞社(中部)
2018/09/14

【岐阜】本巣市の庁舎整備検討委員会 4庁舎統合も視野に

 本巣市は、町村合併後も分散したままとなっている市内の4庁舎統合を視野に、年内に庁舎整備検討委員会を立ち上げる。2018年度内で3回の委員会開催を目指し、長寿命化のための保全整備なども検討する。
 4庁舎の在り方については、17年度に大学教授や建築士などで組織する「有識者会議」を設置し、検討を進めてきた。その中では、新庁舎を東海環状自動車道の本巣パーキングエリア(仮称)周辺に建設することが妥当との意見が出ている。
 本巣市は、04年に旧本巣町、旧真正町、旧糸貫町、旧根尾村が合併した。これにより、庁舎は本庁舎、糸貫分庁舎、真正分庁舎、根尾分庁舎の市内4カ所に分散している。
 各庁舎は老朽化が進んでいるものが多く、特に糸貫分庁舎は1969年築造のため傷みが激しい。今後維持するための費用も増加していくため、全体的なコスト面などを含め、庁舎を統合する場合の内容も併せて検討し、整備方針を示す。4庁舎の構造は鉄筋コンクリート造。総延べ床面積は9549平方b。

提供:建通新聞社