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北陸工業新聞社
2018/10/11

【新潟】産官学が課題解決へ知識共有/北陸インフラメンテフォーラム 

 北陸ブロックの産官学技術者による「北陸インフラメンテナンスフォーラム」が10日、新潟県自治会館で開かれ、インフラ整備に携わる約250人が集まった。
 北陸地域におけるインフラメンテナンスの課題を共有・解決するための会議で、今回が初開催。共催は北陸地方整備局。新潟、富山、石川各県と各県建設業協会、日本建設業連合会北陸支部と建設コンサルタンツ協会北陸支部が後援する。
 冒頭、あいさつに立った吉岡幹夫局長は「インフラは老朽化や技術者の不足、予算確保など大変厳しい状況にある。新技術を活用した新しいマネジメント、北陸特有の自然環境を踏まえた適切な維持管理の実現へ向けた一助としてほしい」と述べた。
 第1部では、フォーラムリーダーである丸山久一長岡技術科学大学名誉教授が「人材育成における大学の役割」、吉田邦伸国土交通省総合政策局事業総括調整官が「インフラ維持管理の効率化とその横展開について」をテーマに基調講演を行った。第2部は北陸ブロック3県の技術者が話題を提供するパネルディスカッション方式で意見を交わした。
 話題およびパネリストは▽新潟市における小規模橋梁点検の取組み/澤田健五新潟市土木部土木総務課主査▽タブレット端末利用の地方自治体向け橋梁概略点検システム/井林康長岡工業高等専門学校教授▽社会資本に係る包括的維持管理業務委託/太田峰誉三条市建設課長▽金沢レンタサイクル「まちのり」の取組み/石倉剛金沢市土木局道路管理課維持修繕係長▽インフラを守る時代の管理者マネジメント/植野芳彦富山市建設技術統括監▽道路保全に関する地方公共団体支援/舘敏幸北陸地方整備局道路部道路保全企画官−。

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