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建設経済新聞社
2018/10/12

【京都】小中学校の体育館等整備計画 31年度に祥豊小などで改修

 京都市教育委員会はこのほど、今後の小中学校における体育館等の整備計画(竣工予定)を明らかにした。
 市立小中学校の体育館については、老朽化が進む昭和年代に建てられたものを対象に、防災機能強化等の観点から、全面改修(リニューアル)又は改築(建替え)による整備を進めている。
 全面改修(リニューアル)は概ね小学校720u、中学校800u以上の延床面積を有する体育館(面積が満たない場合でも建替え敷地が確保できない場合等は全面改修を実施)、改築(建替え)は狭隘かつ老朽化が進行し、早急に建替えが必要とされる体育館が対象。
 30年度は、全面改修(リニューアル)実施が3校(勧修小・桂東小・竹田小)、改築(建替え)実施が1校(醍醐中(竣工済))。31年度は全面改修(リニューアル)実施が3校(祥豊小・山ノ内小・西京極西小)、改築(建替え)実施が1校(安祥寺中(発注済))。32年度以降は全面改修(リニューアル)が毎年3〜4校程度を整備予定、改築(建替え)が毎年1校程度を整備予定。
 なお市は29年11月に入札で祥豊小学校ほか2校体育館防災機能強化等リニューアル工事設計業務委託ただし、構造解析並びに補強設計及び内外装改修工事基本設計・実施設計業務をコム・キューブ(京都市中京区)に委託し進めた。
 校舎についても、昭和年代に建てられ老朽化が進むものについて、長寿命化はもとより学習環境の整備、バリアフリー化、環境への配慮等の観点から大規模改修による整備を進めている。
 30年度は、3校(桂中・北白川小・桃山東小)で竣工を予定。31年度以降の整備校は、29年度策定の京都市学校施設マネジメント行動計画に基づき検討中。