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北陸工業新聞社
2018/10/15

【富山】技術研さんへ初の発表会開く/新日本コンサル10人が成果報告 

 新日本コンサルタント(富山市吉作910番地の1、市森友明代表取締役社長)は12日、富山県民会館で第1回社内技術発表会を開いた。
 初開催となるこの日は、同社の技術職員ら約90人が出席。冒頭、阿曽克司取締役上席執行役員(プロジェクト事業本部本部長)が開催趣旨を説明し、「まずは、若手にプレゼンの練習をしてもらうこと。場数を踏めばうまくなる。北陸、全国での発表会にどんどん参加してほしい。また、普段は忙しく技術的な交流が持てない状況。こういう場を活用し、交流を深めてもらいたい。お互いに刺激を受け、技術研さんにつなげていただきたい」とあいさつした。
 発表会では、インフラマネジメント事業本部と東京本社、地理空間情報本部、プロジェクト事業本部に所属する10人の若手技術者が、担当したそれぞれの業務の課題や課題への対応、今後の展望といった成果などを持ち時間12分で報告。質疑応答も行われた。
 審査は、(1)発表内容(2)発表姿勢(3)アブストラクト内容(4)グループ対応支援状況―のポイントで採点。最優秀賞と優秀賞、努力賞を選んだ。表彰式では天坂豊治理事が講評、市森社長が受賞者に表彰状を贈呈した。阿曽本部長の音頭で乾杯し、懇親会に移った。中締めでは、米島秀浩取締役上席執行役員(地理空間情報本部本部長兼関連企業技術統括)のあいさつで閉会。以下、発表テーマと発表者(敬称略)。
▽国道156号道路対策補強抑止杭の設計 笠田樹生
▽日本最大規模の屋内型スケートパークの整備計画・設計と今後の課題 石村尚太
▽景勝地内の橋梁における木製床版の損傷調査、補修計画について 宮坂匠
▽超軟弱地盤における調整池の設計計画 中村元紀
▽富山県管理河川の特性を踏まえた洪水浸水想定区域検討における課題と対応策 森田信彦
▽護岸と一体化した水管橋橋台の耐震補強設計 丸山貴弘
▽交差点設計における将来交通量の予測について 石倉淳生
▽東京都再構築設計事例 山岸智美
▽NiCSプロジェクト(三次元測量の動向について) 寺松孝浩
▽空き家の新たな利活用スキームの検討(南砺市空家等対策計画策定支援業務委託) 植原徹

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