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新建新聞社
2018/10/16

【長野】塩尻市 新体育館建設の優先交渉権者

27.2億余で前田−岡谷−安井−エイJV
 塩尻市は、新体育館建設事業の設計・施工者選定審査委員会の結果を16日に公表。前田−岡谷−安井−エイ・デザインJVを優先交渉権者に選出した。提案価格は27億2160万円(提案上限価格29億5200万)だった。
 代表構成員は前田建設工業長野営業所(長野市)、構成員は岡谷組中信支店(塩尻市)・安井建築設計事務所東京事務所(東京都千代田区)・エイ・デザイン(塩尻市)。同JVは、実施設計と施工の工程で、工期をそれぞれ1カ月ずつ短縮できるーと提案し、それらが評価されたもよう。参加者は2者で、もう1者は戸田建設−北信土建−宮本忠長設計JV(提案価格34億6248万)だった。
 新体育館は、市内広丘の松本歯科大学南東側の敷地に建設され、RC造・S造の混構造2階建て、延べ5990u規模。1階メインアリーナは約1530u、サブアリーナは約640u規模。2階に約200mのランニングコースを設ける。観客席数は、1、2階で770席の固定席を設置する方針だ。
 市では今後、11月の市議会の議決を経て、同JVと本契約を結ぶ方針。2019年6月末の工事着手を予定し、2020年11月末の完成。2021年4月のオープンを目指す。なお、市では外構工事の一部(第2駐車場の整備など)を地元業者に委託するとして、施工者と調整をしながら、2020年に工事発注する予定だ。
 工事場所=塩尻市広丘郷原1657−2
 基本設計=INA−エーシーエJV

提供:新建新聞社