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北海道建設新聞社
2018/10/17

【北海道】一建設が住宅供給で本道進出 中央区に分譲MS用地取得

 関東圏を中心に戸建てや分譲マンションなどを展開する、一建設(東京都豊島区南池袋2丁目25の5、堀口忠美社長)は、札幌市中央区北1条西16丁目にある、オンワード樫山札幌支店の土地・建物を取得した。分譲マンション用地に充てる考え。同社が本道で住宅供給に乗り出すのは初めて。
 取得した土地・建物は北1条宮の沢通を挟み、知事公館の南側向かいに所在。敷地面積は1445m²。建物は1979年の建設で、規模はSRC・RC造、8階、延べ6628m²。
 オンワードでは、資産の効率化や財務体質の向上を図るため、8月30日付で売却した。譲渡価額は12億円。
 一建設は、分譲マンションの新築を想定している。ただ、賃貸の形でオンワード札幌支店が入居中で、その移転先も決まっていないため、「建設の時期など具体的な内容は今後詰めていく」(一建設)としている。
 敷地の目の前には知事公館や道立近代美術館があり、市内中心部や地下鉄駅も近い好立地。一帯は建ぺい率80%、容積率400%の商業地域となっている。
 一建設は飯田建設工業として1967年に設立し、関東圏をはじめ、東北、中部・東海、近畿、九州エリアなど全国に営業拠点を持つ。業績概要によると、2018年3月期の売上高は3731億円、土地分譲を含めた戸建て分譲棟数は1万600戸などとなっている。
 同社とともに、飯田グループホールディングスを形成するアーネストワン(本社・東京)、タクトホーム(同)は札幌や恵庭、江別などで建売住宅を展開している。
 札幌市内での今後の展開について、一建設の担当者は「道内、関東圏などから先行進出しているデベロッパーもいて簡単ではないと思うが、いい案件があれば、(土地の)購入検討は積極的にしたい」と話している。