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建設経済新聞社
2018/10/18

【京都】100周年契機に施設整備等検討 未来構想委員会を立ち上げ

 京都府は、京都府立植物園100周年未来構想委員会を立ち上げ、17日に初会合を開いた。今後3回程度の会合を開き、検討を重ね、年度内に構想をまとめる。
 1924年開園の府立植物園について、100周年を契機に、利便性や快適性を高める施設整備、研究・教育機能の強化、北山文化環境ゾーン内の各施設との連携などを検討するのが目的。
 初会合では、エコ路地や北泉門の開設、植物園の魅力を外側に伝えるショーウンドウ、ショーテラスとしてのボタニカルウインドウの設置、北山オープンカフェの設置、観覧温室内の「昼夜逆転室」の設置など、これまでの主な整備状況を報告。また旧総合資料館跡地活用に伴う北山文化環境ゾーンの施設整備の検討についても報告。検討結果の概要として、整備に向けての考慮事項(▽ゾーン内の施設、市内の他の文化ゾーンや既存施設等との機能分担、相乗効果の発揮▽ゾーン内の土地の有効活用等▽文化施設ニーズの高まり▽文化芸術会館、京都こども文化会館など府の既存文化施設の老朽化に伴う機能継承の必要性など)、跡地に求められる施設の機能(▽舞台芸術系・視覚芸術系が集積した創造・発表の機能▽コンベンション、宿泊、飲食施設等の集積や魅力的なイベント開催など賑わい・交流機能▽広場機能)などを報告した。