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鹿児島建設新聞
2018/11/01

【鹿児島】鹿大学生宿舎事前調査/野村證券に決まる PFI等の可能性

 鹿児島大学は、学生・留学生宿舎整備で、PPP/PFI事業方式等により整備する可能性について検討する。事前調査業務は野村證券に委託。鹿児島市唐湊3丁目にある老朽化が進む男子寮や女子寮、共用棟の計5棟を対象に業務を進める。履行期限は2019年1月18日まで。 
 現況をみると、男子寮のA棟は、RC造5階建てで定員は76人、1982年度に整備。B棟はRC造5階建ての定員は92人。居室形態は個室。 
 C棟は、RC造2階建てで1961年度に整備を行い、99年に一部改装を行った。居室形態は4人部屋で、定員は64人となっている。 
 女子寮は、RC造4階建てで定員は81人。66年に整備し2001年に全面改装を実施。居室形態は個室で、玄関および非常階段に防犯カメラを設置している。 
 各棟とも施設の老朽化が進み、居住形態の変化に対応できていない部分もあり、早急な対応が求められている。 
 業者選定は一般競争入札で4者が参加。落札金額は400万円(税別)だった。 

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