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建設経済新聞社
2018/11/05

【京都】元白川小跡のホテル等建設 設備機器は中庭設置案採用

 住友商事梶i代表取締役社長執行役員CEO兵頭誠之氏、大阪市中央区北浜4丁目5−33)は2日、元白川小学校(元粟田小学校)跡地活用計画に係る配慮書案を明らかにした。
 京都市は、東山区の同校跡地の活用に係る契約候補事業者として住友商事を選定していた。
 同社は跡地について、地域のシンボルとなる「ミュージアム・ホテル」を開発し、ホテル運営者を誘致した上で、長期にわたり運用していく計画。
 所在地は東山区三条通白川橋東入3丁目夷町175−2外の敷地面積6531u。
 建物規模はRC造・S造地下1階地上5階建(建物高さ19m)、延1万2770u(建築面積3108u)。用途は地域交流施設、ホテル、飲食、物販。ホテル(200室程度)の入る約1万u超の宿泊施設棟と約2500u程度の自治活動棟(1階が自治会活動スペース、2階が体育館を予定)の2棟構成。外観は景観に調和した現代和風とする予定。
 スケジュールによると、計画段階環境配慮の手続きは概ね31年2月末が目標。施設の実施設計は、計画段階環境配慮の市長意見等を勘案しつつ、並行して進め、目標年次を31年6月末とする。建設工事は早期に準備・着手し、33年10月末を整備完成の目標年次とする。
 景観などに配慮し、設備機器はを主に中庭に設置する案を採用する。