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建通新聞社(神奈川)
2018/11/07

【神奈川】茅ケ崎市 仮設庁舎跡地の貸付事業者を募集

 茅ケ崎市は、新庁舎完成後に創出された仮設庁舎跡地の貸し付け事業者を募集する。11月9日参加申し込み締め切りで14日に事業者、現地説明会を開く。参加表明書の提出期間は2019年1月21日〜25日。3月末ごろに優先交渉者を選定する。分庁舎東側の貸し付け面積は約1779平方b(歩道状の空地の整備約160平方b含む)。貸し付け条件は形態が事業用定期借地設定契約で、期間が35〜40年。
 応募条件は、単体企業か複数企業によるグループ。応募書類提出時に事業代表企業と運営業者が決定していることや、運営企業に同種・類似施設の運営実績などが必要。この他、提案施設についても、意匠計画や周辺環境などの諸要件を求める。
 事業予定地は茅ケ崎1ノ2340ノ9他。用途地域は商業地域(建ぺい率80%、容積率400%)。また、防火地域と第4種高度地区の指定や、茅ケ崎1丁目地区計画の範囲とする用途制限がある。
 事業スケジュールとして、基本協定締結を予定している4月末から20年7月までを設計期間とし、同月をめどに事業用定期借地権設計契約を結び、その後建設に着手する見通し。
 事業予定地周辺は、JR茅ケ崎駅から徒歩7分ほどに位置し、行政拠点地区として公共施設が集積。また、駅周辺にはショッピングセンターや商店街、駅との間に医療機関、予定地以北には県道45号(丸子中山茅ケ崎)に沿って大規模な商業、工業施設がそれぞれ立地している。
 市は民間活力を活用し、同地区の各公共施設と連携しながら、地域性に合ったにぎわいを生み出す集客性のある施設(集客・生活便利・文化レクリエーション、商業などの施設)を導入することで、地域の活性化とより健全な財政運営に寄与する跡地利用を実現する方針。

提供:建通新聞社