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日本工業経済新聞社(群馬)
2018/11/21

【群馬】県建設業協会と土木施工管理技士会が施工技術発表会を開催

群馬県建設業協会(青柳剛会長)と群馬県土木施工管理技士会(大川博之会長)は21日、前橋市内のHOTEL1−2−3前橋マーキュリーで第10回施工技術発表会を開催した。会員企業や国・自治体職員など約400人が参加し、全12支部から15事例の発表を熱心に聴講。審査の結果、増田建設の中井照彦氏が最優秀賞に輝いた。
開会に先立ち、青柳会長は「施工技術発表会も今回で10回目の開催。定着してきた感もあるが、次のステップへと向かっていく発表会になればと思う」とあいさつ。続いて、大川会長は「発表される事例を聞いて、良いところを取り入れて、皆さんの現場にも活用してほしい」と呼びかけた。
また、来賓として訪れた県建設企画課の清水昭芳課長は「きょうの発表会は、建設工事に求められる工事中の安全や施工の効率化、品質確保などさまざまな課題に対する新たな発想や創意工夫を聞ける貴重な場であると期待したい」と話した。
発表は土木12件、建築3件で実施。最最優秀賞となった中井氏は塩沢上流砂防堰堤工をテーマに発表。施工中に生じた地盤支持力、掘削法面の崩落、地滑りなどの問題点に対して、監督職員や設計会社と協議をしながら対策を行った。
発表後には、環境すみずみ(GKG)コンテストも行われ、2018年度に各支部で行った環境すみずみパトロールで、特に優れた環境を整備したを現場を支部ごとに表彰した。
審査結果は次のとおり。(敬称略)
◇最優秀賞=中井照彦(増田建設)
◇優秀賞=新木康弘(特)、小倉義明(吉田組)
◇優良賞=黒岩大三(渡辺建設)、宮内幸雄(加藤建設興業)、野村利夫(佐田建設)、本多伸匡(河本工業)、高橋克利(関東建設工業)