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北陸工業新聞社
2018/11/26

【富山】予算確保、発注の平準化など/土改、林務委が農水部長に要望/県建設業協会 

 富山県建設業協会の土地改良委員会と林務委員会の正副委員長は22日、県農林水産部長に対する要望活動を行った。
 土地改良委員会から上田信和委員長、宮下修・竹内実両副委員長、林務委員会からは志鷹新樹委員長、中山慎仁・岩崎正人両副委員長が参加。協会の竹田淳一常務理事も同行した。
 土地改良委員会の要望では、農林水産部の芝田聡部長、佐藤宏参事、農村整備課の南理課長と山森主税主幹が応対。上田委員長が芝田部長に要望書を手渡した上で、要望の趣旨を交えあいさつ。竹田常務が要望内容を説明し、格段の配慮などを求めた。以下、各委員会の要望内容。
【土地改良委員会】
▽予算の確保と発注の平準化について
・継続的・計画的な予算の確保
・前年度発注による第1四半期の施工量の増大
・営農期間中における工事施工量の確保
▽入札制度について
・地域インフラを支える企業に配慮した入札・契約制度の確立
・設計図書等に関する質問期間の確保と速やかで明確な回答
▽適正な予定価格の設定について
・中山間地域や小規模な工事等の施工実態を踏まえた積算
・最新で実勢に即した労務・資材単価による積算
・土地改良工事に係る現場管理費率等経費の改善
・現場実態等を踏まえた適切な設計施工の検討の場の設置
▽円滑な工事施工について
・地元協力体制の確保
・現場実態に応じた円滑な協議調整と設計変更
▽働き方改革の推進について
・週休二日制の導入や熱中症対策などの推進に係る条件整備
【林務委員会】(土地改良委員会との主な重複項目は除く)
▽予算の確保と発注の平準化について
・治山・林道施設の長寿命化対策の推進
・山地等災害を予防する治山事業の推進
▽適正な予定価格の設定について
・担い手の確保・育成に必要な労務単価の設定
▽円滑な工事施工について
・早期発注による諸手続き等の準備工に必要な工期の確保

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