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北陸工業新聞社
2018/11/24

【福井】若手職人が来場者を魅せる/福井技の祭典熱戦繰り広げ/−(下)−/左官は「竹木舞掻き」と「おちこ壁」 

 「福井 技の祭典」2日目は建築板金、建築大工、左官、日本料理の4部門で若手職人による熱戦が繰り広げられた。
 左官は「竹木舞掻きとおちこ壁」製作を課題とし、選手各自に割り当てられた2面の土台に壁面を作り上げた。左側土台では割り竹を縦横に組み上げ、竹製の釘を打ち固定。その後縄を巻き付け、土壁の左官下地「竹木舞掻き」を製作した。右側では中央部分を落ち込ませ周囲を額縁に見せた土台上で、絵画のように壁塗りを仕上げる「おちこ壁」を製作。多くの来場者が見守るなか、6人の選手たちは創意工夫と技術力の限りを尽くして課題に臨んだ。
 建築板金は「チリトリ製作」を課題に設定。厚さ0・35ミリメートルの600ミリメートル×900ミリメートルの亜鉛引き鉄板を加工した。今回は周りに針金を板金で巻く耳巻きにおいて難易度が高く、その他の部分も通常の仕事と同等の技術力が要求される。これまで培った技の全てを駆使して課題に挑む、選手たち6人の熱い様子が周囲の注目を集めた。
 建築大工は「カンナ削り」を課題に設定。木の表面を滑らかで精彩に仕上げる技術力を競った。選手が材木を削って出来た鉋屑(削り華)のなかには薄さ数ミクロン、長さ1メートル以上のものもあり、その薄絹のような美しさが来場者を感嘆させた。
 2日目の4部門入賞者は次の通り(敬称略)。
 【左官】金賞=安井俊輔(安井左官タイル) 銀賞・県民賞=永田誠(永田左官) 銅賞=酒井洋昌(上栄)
 【建築板金】金賞=杉本昌謙(山口商店) 銀賞=前田亮(前田工業) 銅賞・県民賞=佐々木隼(フジイ工業)
 【建築大工】金賞・県民賞=山本智彦(山本建築) 銀賞=西川晃治(西川工務店) 銅賞=大森翼(大森建築)
 【日本料理】金賞=松澤空志(ユアーズホテルフクイ) 銀賞=井尾敢大(啓新高等学校) 銅賞=樋村光希(グランディア芳泉) 県民賞=小針孝誠(ユアーズホテルフクイ)

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