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建通新聞社(神奈川)
2018/11/29

【神奈川】県鉄道輸送力増強促進会議 鉄道事業者に要望209項目

 神奈川県鉄道輸送力増強促進会議(会長・黒岩祐治神奈川県知事)は、鉄道事業者に対する要望209項目を決定した。このうち、神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)の品川・東京方面への乗り入れ(JR横須賀線)や、川崎駅南口改札の整備(JR東海道本線)などを新たな要望項目とした。
 同会議は、神奈川県と県内33市町村、経済団体(県商工会議所連合会、県商工会連合会)で構成。今回の要望項目は、11月20日に横浜市内で開いた2018年度総会で決めた。国に対しては、交通政策審議会答申(16年4月)でプロジェクトに位置付けられた路線の整備や、新設路線の整備、既存路線への新駅設置などの早期実現に向け、新たな補助制度の創設などを訴えている。
 要望は、JR東日本やJR東海、小田急電鉄、京浜急行電鉄など鉄道事業者10社に対するもの。新横浜駅と小田原駅間の寒川町倉見地区への新駅設置(JR東海道新幹線)、多摩線の愛川・厚木方面への延伸(小田急電鉄)、いずみ野線のツインシティ方面への延伸(相模鉄道)など、そのほとんどが継続項目。
 こうした中、新規項目の一つとしたのが、神奈川東部方面線(相鉄・JR直通線)の品川・東京方面への乗り入れ。19年度下期開業に向けて事業が進む相鉄・JR直通線について、品川・東京方面の乗り入れを求めた内容。利便性の向上、沿線地域の活性化、事故・災害時の代替経路の確保といった事業効果を挙げている。
 JR東海道本線に関する、川崎駅南口改札の整備は、中央南改札の混雑緩和や、駅南側の回遊性・利便性向上を要望の理由とした。同駅周辺では、西口地区で都市型住宅や商業・文化施設の整備、東口地区で商業施設のリニューアルが行われるなど、今後も段階的な民間開発が見込まれるためだ。
 この他の新規要望項目としては、▽2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に伴う臨時便の運行(JR相模線)▽ふじさん号の停車本数の増加(JR御殿場線)―などがある。

提供:建通新聞社