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建通新聞社
2018/11/29

【大阪】淀川左岸2期 第2弾本体設計に着手

 大阪市は、淀川左岸線2期事業の本体設計について、阪神高速道路池田線から東側のトンネル設計に着手する。市は委託先を決めるため一般競争入札を実施。11月19日に開札し、エイト日本技術開発(大阪市淀川区)を審査順位1位とした。入札額は4億4444万4000円。
 2期事業の区間は、大阪市此花区高見1丁目〜北区豊崎6丁目までの全体延長約4・3`。淀川堤防と一体型の本体地下構造4車線、幅員22bとなる。全区間本体は開削トンネルで施工する。道路上面は歩行者専用道路や緑地を整備し、環境や景観に配慮する。
 今回の設計業務の対象区間は、昨年度実施区間に続く、阪神高速池田線以東のJR神戸線〜阪急電鉄間の延長約1400b。工事の着手時期は未定だ。
 これ以東についても、市はいくつかの区間に分けて順次委託していく計画。JRや阪急電鉄の線路と交差する部分については、鉄道事業者と協議して委託方法を決定する。
 昨年度詳細設計を終えた国道2号〜阪神高速池田線までの延長約800b区間については、本体初弾工事として発注済み(12月6日開札予定)。同区間の設計もエイト日本技術開発が担当した。
提供:建通新聞社