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鹿児島建設新聞
2018/11/30

【鹿児島】姶良市本庁舎(1.2万u、建設費60億)/業者決定は来年5月頃

 姶良市は、本庁舎建設の設計委託に向け、早ければ2019年2月にもプロポーザルを公告する。18年度12月補正予算案で、債務負担行為補正に19〜21年度を期限とする限度額9836万2000万円を計上。来年1月後半に予定する選定委員会で審査基準などをまとめたあと公告を行い、5月にも業者を選定する方針だ。 
 本庁舎は、加治木・蒲生の2総合支所に先行して着手。設計業者選定後は6月上旬にも契約を結び、2カ年で基本・実施設計を進め、完了後の21年度から23年度にかけて整備を行う。 
 同市がこのほど策定した複合新庁舎建設基本構想・基本計画(山下設計)によると、本庁舎の延床面積は1万2000u程度、建設費は約60億円を想定。防災拠点機能を持たせる観点から免震構造が望ましいとしたほか、駐車台数は現在の156台以上(うち車いす4台以上)を確保する。 
 2支所庁舎は、18−19年度に基本計画、19−21年度に基本・実施設計、21年度から着工予定。23年度中の供用を見込んでおり、同年度までの事業完了を目指す。 

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