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建設新聞社(長崎)
2018/11/30

【佐賀】嬉野市、新幹線開業に合わせ

駅前広場や緑地、市道、交流センター建設を施工
  嬉野温泉から始まる、誘う・魅せる・親しむまちづくり


 2022年度の九州新幹線西九州ルート開業に合わせ、嬉野市は、市社会資本総合整備計画(嬉野温泉駅から始まる、誘う・魅せる・親しむまちづくり)に基づき、嬉野温泉・嬉野温泉駅周辺地区都市再生整備事業などを実施する。計画には駅前広場や緑地、観光文化交流センター、市道の整備を盛り込んでおり、全体事業費は13億3300万円を見込んでいる。計画期間は17年度から21年度までの5年間。
嬉野温泉駅周辺整備事業 「駅前広場などの整備予定地」
 同計画では九州新幹線西九州ルートの開業を契機に、嬉野温泉駅を新たなスタートポイントとして、訪れる人を温泉街へ誘うとともに癒しで迎える都市の形成に向けて「嬉野温泉駅から始まる、誘う・魅せる・親しむまちづくり」を大目標に掲げている。
 19年度以降に実施する基幹事業として▽嬉野温泉・嬉野温泉駅周辺地区都市再生整備計画(駅前広場、緑地、観光文化交流センターなど、事業費9億1500万円)▽市道下野辺田西山線(延長770b、事業費6700万円)▽市道本村下宿線(延長170b、事業費1億9000万円)▽市道築城大橋線(交差点改良、事業費1億)―を予定している。

 嬉野温泉駅周辺まちづくり委員会が16年3月にまとめた提言書によると、観光文化交流センターの規模は500平方b程度を想定しており、多機能に使える屋内スペースや観光協会、市民活動グループ、NPOなどの活動拠点となる事務スペースを設けるとしている。


ksrogo