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建通新聞社(中部)
2018/12/04

【愛知】名古屋市子ども青少年局 玉野川学園の在り方等

 名古屋市子ども青少年局の2019年度の予算編成における、各局が配分された財源とは別に要求する臨時・政策経費は39億6000万円。保育所の社会福祉法人への移管に伴う経費1億8100万円やにじが丘荘移転改築に向けた工事費を要求した。
 保育所の社会福祉法人への移管は解体工事や補修工事、引き継ぎ共同保育の実施などを行う。
 にじが丘荘の移転改築は、19〜20年度に建設工事を進めるための経費5900万円の他、20年度を期間とする債務負担行為限度額6億5100万円の設定を求めた。同施設は千種区北千種2丁目の現市営住宅萱場荘の南側に建設する計画で、規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ約1640平方b。
 基準不適合のブロック塀改修では、保育所・児童館に1億9000万円、民間保育所・民間児童養護施設・どんぐりひろばなどの補助には3億4400万円を見込む。
 トワイライトスクールの老朽化した空調設備改修には1億7100万円を要求。対象校は、トワイライトスクール48校、トワイライトルーム19校。
 青少年交流プラザと、とだがわこどもランドのつり天井の落下防止対策には設計・工事費として4100万円を見積もった。
 老朽化した上飯田児童館は、セミリニューアルに向けた設計に要する経費500万円を求めている。工事は20年度の発注を計画する。
 児童自立支援施設の玉野川学園では、老朽化を踏まえた在り方調査の実施を計画。経費700万円を要求した。
 保育所・児童館の老朽化対策改修に向けた調査費にはそれぞれ300万円、1000万円を見積もる。

提供:建通新聞社