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北陸工業新聞社
2018/12/18

【富山】黒部市/広場に水景施設、築山/「道の駅」基本設計まとまる 

 黒部市は17日までに、「道の駅くろべ」(仮称)における市整備部分の基本設計をまとめた。「名水の里 黒部」を象徴する水景施設など、黒部らしさを盛り込んだ設計となっている。
 基本設計によると、広場内に立山連峰を表現した築山や遊具も設け、水景施設は水深5〜10センチとし、利用者が水に触れられるようにする。地域振興施設はS造平屋建て約1500平方メートルで、地元農産物の直売や物販の各コーナーやフードコートなどを配する。駐車場は国整備部分も含めて230台分を確保。
 「道の駅くろべ」(仮称)は、堀切地内の国道8号沿いの市総合公園南側隣接地で計画され、面積は県内にある道の駅では最大の約3ヘクタール。隣接して温浴施設などの活性化施設の誘致ゾーンも計画。今後実施設計を行い、19年度末に着工し、21年度中のオープンを目指している。休憩広場および地域振興施設の基本設計は国土開発センター、管理・運営計画策定はジェック経営コンサルタントが担当。
 市は12月補正予算案に1億6471万4000円を計上。建設予定地約3ヘクタールのうち、国が取得する用地や国有地などを除く約1・4ヘクタールと、アプローチ道路となる市道5路線分など約0・3ヘクタールの計約1・7ヘクタールを取得する。

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