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日本工業経済新聞社(茨城)
2018/11/13

【茨城】鹿嶋市が5校のプール解体へ設計着手


 鹿嶋市は大野区域温水プールの建設に伴い、同地区内にある5つの学校プールを解体する計画だ。小学校4校のプール解体に係わる設計業務を眼チ建築設計室(水戸市)に、中学校1校はアトリエ10一級建築士事務所(鹿嶋市)に委託し、年度内にまとめる。

 老朽化した5つのプールの利用を一般利用者にも開放する温水プールに集約化し、施設の効率化や市民福祉の向上を図る。2019年度に同温水プールが完成するため、未利用となる学校プールを解体する。
 解体の対象となるのは大同東、大同西、中野東、中野西の小学校4校と大野中学校の全部で5校。それぞれ25mプールで7〜8コース規格となっている。着工時期は予算状況に応じて来年度以降から順次進める考えだ。
 温水プールは大地・日向寺工業JVが施工を担当。RC造平屋、1278u。建築面積1331uの規模を見込む。25m×7コースで採暖室やジャグジー、トレーニング室、談話室などを備える。19年4月の供用開始を目指す。