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建通新聞社(中部)
2018/12/20

【愛知】衣浦港ポートアイランド PPP導入を調査

 愛知県建設部は、衣浦港ポートアイランドの埋め立て完了後に整備する埠頭(ふとう)用地などと、民間事業者が整備する荷役施設を、民間事業者が一体的に管理・運営する方向で検討を進めている。
 同部は、県が整備する埠頭用地などと、民間事業者が整備する荷役施設を民間事業者が一体的に管理運営することを前提として、民間事業者と施設の配置計画などの検討を進めている。事業実施に当たっては、PPP方式とする方針で、民間事業者による管理・運営が成り立つかを見極める。調査業務はパシフィックコンサルタンツ中部支社(名古屋市西区)に委託している。
 衣浦港ポートアイランドは現在、90%の埋め立てが完了している。埋め立ての完了後に、国がマイナス12b岸壁を延長280b、県がマイナス10b岸壁を延長170b整備する予定。また、埠頭用地22・8fを県が整備する。その後、民間事業者が荷役施設を建設することになる。ポートアイランドへのアクセス道路は、東側の2号地地区とをつなぐ道路がある。現在は1車線の道路となっているため、機能を強化する整備が必要となる。道路整備も県が実施することになりそうだ。

提供:建通新聞社