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建通新聞社(中部)
2018/12/21

【愛知】名古屋市 市民会館は基本構想策定を

 名古屋市観光文化交流局は、設備の老朽化が進む市民会館について、2019年度に基本構想を策定する考えだ。市会11月定例会では古沢公園街区に先行して中規模ホールを整備する提案なども受けており、提案も踏まえて内容を検討する。19年度当初予算案には策定経費2500万円を要求している。
 既存の市民会館の所在地は中区金山1ノ5ノ1。規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上6階建て延べ2万8245平方b。フォレストホール(大ホール、2291席)とビレッジホール(中ホール、1146席)をはじめ、リハーサル室、会議室などを備える。1972年に完成した。建設から46年が経過し、設備の老朽化やバリアフリー機能の不足などが指摘されている。
 市民会館の整備に当たっては、市民会館を古沢公園街区に移転改築するイメージがまちづくり構想の中で提示されている。一方、11月定例会では、市内の中規模ホールの閉鎖が相次ぐ中、古沢公園街区に中規模ホールの先行整備を求める意見が提示されており、19年度に策定する基本構想の中で、今後の方針を決めていく見通し。

提供:建通新聞社