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建通新聞社(中部)
2018/12/27

【岐阜】多治見市の2019年度当初予算要求 一般に402.2億円

 多治見市は、2019年度当初予算査定開始時点の各課の予算要求状況を公表した。一般会計が402億2813万円、特別会計が234億4096万円、水道事業会計などの企業会計が97億1805万円となる。企業会計のうち、水道事業会計は32億0181万円、下水道事業会計は55億9843万円としている。
 部局別にまとめた主要な事業を見ると、福祉部では小泉交流センター(仮称)の建設費に3億5126万円、都市計画部では駅南市街地再整備事業で、特定業務代行者の決定や既設建築物の解体などに18億9339万円を見積もっている。この他、教育委員会では小泉小学校の建て替え工事費に12億6008万円、水道事業では滝呂台配水池の更新工事に1億6000万円を見込む。
 現在内部で査定を進めており、19年2月1日の最終査定を経て19年度当初予算案をまとめる予定だ。
 部局ごとの建設関連の主な事業費は次の通り。(@概要A要求額)
◇一般会計
〈企画部〉
 ▽市有施設整備調査研究―@公共施設のアスベスト調査などA1636万
〈総務部〉
 ▽本庁舎管理@新庁舎建設に向けた調査研究A6668万▽普通財産保全改良事業―@市有地の草刈り、古木伐倒、駐車場整備などA3666万
〈福祉部〉
 ▽小泉交流センター(仮称)建設―@建設工事A3億5126万
〈都市計画部〉
 ▽都市計画基礎事業―@マスタープランの素案作成などA2043万▽耐震診断促進事業―@木造住宅の耐震診断などA985万▽駅南市街地再整備―@特定業務代行者の決定、テナント誘致、既設建築物の解体などA18億9339万
〈建設部〉
 ▽橋梁長寿命化・道路施設点検―@月見橋他3橋の長寿命化などA7690万▽市道314300線改良―@小名田線の道路改良A5330万▽大藪町交差点改良(ラウンドアバウト)―@交差点の改築A5000万▽市営住宅施設整備―@高根団地の大規模改修などA9019万▽保健保安林整備―@潮見公園のくみ取りトイレの水洗化A3479万▽公園施設整備―@公園への遊具設置と老朽化した遊具の整備A2750万▽公園施設長寿命化―@長寿命化工事A4300万
〈環境文化部〉
 ▽三の倉センター大規模整備―@溶解炉、燃焼ガス冷却設備の整備A3億1502万(17〜19年度までの継続費)▽精華公民館機能統合―@改修と備品購入A9256万
〈教育委員会〉
 ▽小泉小学校建て替え―@新校舎建設に9億0012万円、仮設校舎賃貸料に2億7874万円A12億6008万
〈消防本部〉
 ▽中央北分団車庫併設詰所移転整備―@建築工事A4000万
◇企業会計
〈水道事業〉
 ▽滝呂台配水池更新―@解体、本体工事、機械電気工事などA1億6000万▽岐阜県生活基盤施設耐震化等交付金事業―@滝呂第2配水池から多治見工業高校までの延長208bの耐震化A2651万▽配水管整備―@大藪町、平野町他の延長3450b分で配水管敷設替えA1億9274万▽老朽管敷設替え―@滝呂町他で延長2425b分の耐震化A2億1757万
〈下水道事業〉
 ▽未普及解消―@笠原地区の下水道未普及解消に向け詳細設計、管渠埋設などA2億3470万▽管渠長寿命化―@上山町のマンホールポンプ更新、笠原町の管渠長寿命化工事などA1890万▽処理場長寿命化―@池田下水処理場の長寿命化工事などA1億4532万▽地震対策―@総合体育館にマンホールトイレ設置に向け詳細設計などA2600万

提供:建通新聞社