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建通新聞社
2019/01/08

【大阪】大阪市 南港市場施設整備実施設計を公告

 大阪市は、中央卸売市場南港市場施設整備実施設計の委託先を決めるため、公募型プロポーザルを公告した。当初、デザインビルド(DB)方式による整備を予定していたが、通常方式に転換した。工事の発注時期は今後検討するが、早くても2021年度以降になる見込みだ。
 公募型プロポーザルでは、2月1日まで参加申請、同月18日まで企画提案書を受け付け、3月中旬に選定結果を通知する。業務期間は20年3月31日まで。契約上限額は2億1132万9000円(税込)。
 南港市場は大阪市住之江区南港南5ノ2ノ48に位置し、敷地面積は約10万平方b。新築する施設は▽大動物棟(鉄骨造3階建て延べ約1万0200平方b)▽小動物棟(同約7100平方b)▽関連施設棟(鉄骨造平屋約1400平方b)▽病畜棟(同約240平方b)―など。
 また、減築・大規模改修の対象となるのは本館棟で、既存規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ約2万1500平方b。この他、解体撤去工事の対象となるのは▽仲卸棟(鉄筋コンクリート造3階建て延べ約5700平方b)▽福利厚生棟(同造2階建て延べ約1500平方b)―となっている。
 基本設計と発注支援業務などはピーピーアイ・大建設計共同体が担当した。
 同事業を巡っては、実施設計と施工を一括で行うDB方式を想定し、昨年8月に総合評価落札方式の一般競争入札(WTO対象)を公告。しかし、参加者がなく入札を中止していた。同入札では、施工形態は単体か2〜4者によるJVとし、建築の総合評定値1200点以上などの参加条件を課していた。
提供:建通新聞社