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建通新聞社四国
2019/01/11

【愛媛】3・9億で12カ所、県内公共土木施設第10次災害査定

 昨年7月豪雨により被災を受けた愛媛県内公共土木施設の9回目の災害査定の結果がまとまった(表参照)。査定箇所は2市2町の12カ所、3億9400万円の復旧金額が確定、箇所別の復旧に係る額が決まったことから順次発注作業に入る。今回の査定は2018年第10次査定で12月26日から28日の3日間の日程で行われた。
 第10次査定結果12カ所は、県管理施設のみで河川が11カ所、3億9100万円。急傾斜地崩壊防止施設が1カ所、300万円となっている。
 7月豪雨による被災箇所を含む18年の第1次から10次査定までの累計は2119件、復旧金額271億1100万円となる。このうち7月豪雨分のみは1982件、249億5000万円となっている。
 県は18年の災害査定を今後、1月15〜18日に昨年7月豪雨被害の宇和島市管理分と西予市管理分など、1月21〜25日に台風24号など7月豪雨以外の県内全域の県市町管理分を実施し、完了させる。実施箇所は約130件。

提供:建通新聞社