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福島建設工業新聞社
2019/01/16

【福島】双葉町復興拠点基盤整備/URが来月手続き開始

 都市再生機構宮城・福島震災復興支援本部は、双葉町中野地区で進める一団地の復興再生拠点基盤整備のうち、先行整備している海側23fに続く残り約21・3f分を一括して発注するため、2月中旬に手続き開始する。複数の関連工事を一括して発注する枠組み協定型一括入札として「その2」「その3」工事を合わせて手続きし、段階的に工事を進める。
 入札は、詳細条件審査型一般競争。簡易な施工計画により評価する総合評価のタイプBで、県内本・支店、営業等所在の土木A単体か、県内本社・店所在事業者を代表構成員とする土木B+Aの復興JVでの発注形態。参加申請期限3月上旬、4月上旬の開札を予定している。
 中野地区は、双葉町の「復興まちづくり長期ビジョン」「双葉町内復興拠点基本構想」で、産業・研究・業務施設、産学連携施設などを集積させ、町の産業再生と町内復興を先導する復興産業拠点として位置付けているエリア。
 全体面積49・5fのうち、アーカイブセンターや産業交流センター(仮称)などが計画されている海側の23f分を2017年に先行発注し、田中・前田復旧・復興建設工事共同企業体の施工で工事を進めている。
 今後発注手続きするのは、先行整備個所の西側部分を中心とした残り約21・3f。このうち南側約9・5fを「その2」工事として、20年9月工期で先行。北側と海側の一部を含む約11・8fを「その3」工事として、今年12月から21年2月工期で整備する。
 工事概要は次の通り。
▽その2工事=整地工・造成面積約9・5f、掘削工約6万立方b、流用土盛土工約3万立方b、発生土盛土工約9万立方b、購入土盛土工約2万立方b、道路工約1800b、舗装工約7500平方b、上水道工約1100b、仮設工一式
▽その3工事=整地工・造成面積約11・8f、掘削工約10万立方b、流用土盛土工約8万立方b、発生土盛土工約15万立方b、購入土盛土工約2万立方b、道路工約2100b、舗装工約8300平方b、上水道工約1400b、仮設工一式