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建通新聞社(神奈川)
2019/01/22

【神奈川】相模原市 鵜野森地区市街化編入へ基礎調査

 相模原市は、南区鵜野森地区で新たなまちづくりをスタートする。第7回線引き見直しで「土地利用の検討を進める地区」に位置付けた一般保留地区の鵜野森B・C・D地区約13・2fについて、土地区画整理事業を前提とした基礎調査を2019年度に実施し、事業性を検討する。
 鵜野森B・C・D地区は、国道16号大野南中学校入口交差点〜鵜野森交差点付近の南側、小田急小田原線相模大野駅の北西約1・1`に位置する。B地区は約4・4f、C地区は約4・3f、D地区は約4・5f。現在は市街化調整区域で、地域住民の市街化編入に向けた機運が高まりつつあることから、組合施行による土地区画整理事業を想定して、調査を実施する。
 同地区は以前にも市街化区域への編入を検討したが、営農を継続する希望者が多かったことから判断を見送っていた。17年3月に告示した第7回線引き見直しを受け、まちづくりを検討する地元組織が発足し、研究会やアンケートなどを実施していた。
 現段階で多くの地権者が市街化編入に対して前向きで、見直し期間(17〜21年度)に市街化編入できなかった場合は、次回見直し期間での編入が困難になると想定されることから、事業化に向けた取り組みを加速する。
 19年度は引き続き研究会を実施する他、基礎調査による事業手法の検討、意向調査、合意形成などを進める。21年度中の市街化編入、22年度からの事業施行を目指す。
 また、B・C・D地区と同様に一般保留地区に位置付けられている鵜野森中学校周辺のA地区については、別途検討を進める。

提供:建通新聞社