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北陸工業新聞社
2019/01/15

【新潟】BTO、6月に事業者募集/旧小千谷病院跡、20年度着工へ 

 小千谷市は10日、「旧小千谷総合病院跡地整備事業概要(案)」を公表した。BTO方式を採用し、3月に実施方針を公表、6月に事業者の募集を開始する予定だ。
 本町1丁目地内にある小千谷総合病院の移転新築に伴い譲渡される旧小千谷総合病院の規模はRC造4階建て延べ1万9800平方メートル。解体工事は19年度に行う計画で、長建設計事務所(長岡市稲穂)が今月31日までに実施設計を完了する。概算事業費は8億円程度を見込んでいる。
 解体後の跡地には、図書館を中心に郷土資料館、ダンススタジオ、音楽スタジオ、屋内・屋外広場、屋根付き屋外スペース、カフェなどの機能を盛り込んだ施設を建設する計画。規模は延べ3700平方メートル程度を想定している。
 施設整備などに当たっては、民間事業者が施設を建設して施設完成直後に所有権を移管し、民間事業者が維持管理・運営を行うBTO方式を採用。15年間の運営を含めた事業費に50億円超を見込んでいる。民間活力導入可能性調査は日本総合研究所(東京都)が担当。
 事業者募集後のスケジュールでは、19年度中に事業者を決定して契約を締結。施設整備期間は20から22年度の3カ年で、23年3月の供用開始を目指す。
 市では、2月8日までパブリックコメントを実施している。

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