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北陸工業新聞社
2019/01/12

【新潟】1年の作業安全を祈願/県建設産業連合会が工始祭 

 一般社団法人新潟県建設産業団体連合会(植木義明会長)は11日、仕事始めの恒例行事「工始祭」を、新潟市中央区の白山神社で執り行った。
 63年から毎年行っており、県や新潟労働局、県建設業協会、建設業労働災害防止協会県支部など団体の代表ら約60人が参加し、1年間の作業安全と建物が永遠に栄えることを祈願。新潟市建築組合連合会が匠始ノ儀式(たくみはじめのぎしき)で、鋸ノ儀(のこぎりのぎ)、墨指し、墨付ノ儀(すみさし、すみつけのぎ)、釿打ノ儀(ちょうなうちのぎ)、鉋ノ儀(かんなのぎ)、槌打ノ儀(つちうちのぎ)を披露。その後、北陸地方整備局の伊藤博信次長が「工事の安全安心は働き方改革の上でも重要」と強く呼び掛けた。
 直会では、植木会長が魅力ある職場づくりや週休2日の実現、生産性の向上などに触れながら「豊かな生活が享受できる安全安心を守る担い手として、若者から選択される職業にしていきたい」と決意を新たにした。その上で「死亡災害ゼロ、労働災害根絶に向け取り組んでいく」と引き締めた。来賓で県土木部の中田一男部長は「建設産業の継続的、持続的な発展のための環境改善、担い手確保、生産性向上など支援していきたい」、新潟労働局の井上仁局長が「現場での安全衛生活動を通じ、安全意識を向上してほしい」と述べた。

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