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北陸工業新聞社
2019/01/25

【富山】近く3工種を公告/富山市民病院手術室部門等整備 

 富山市民病院は、手術室部門等整備工事を計画し、近く建築主体、電気設備、機械設備の3工種を条件付き一般競争入札で公告する構えだ。
 同病院では手術部門の老朽化が著しく、手術器械・器具の大型化や種類の増加により手術室が手狭。このままでは、最新医療技術を用いた手術が困難になる上、手術件数の増加で手術室が不足してきており、これらに対応するため手術室を増築することにした。
 現在の手術部門の面積は959平方メートルで、手術室8室や回復室、器材室、洗浄室、麻酔医室などで構成。既存の手術室は休止できないことから、現在地東側に増築する。増築規模はS造2階建て延べ588平方メートル程度で、2階に手術室2室を増設し、1階にリハビリ室を配置する。12月補正予算で20年度までの3カ年継続費8億3531万4000円(うち工事費8億668万5000円)を設定した。年割額は18年度200万円、19年度5億8336万円、20年度2億4995万4000円。
 18年度内に既存作業療法室の撤去工事に着手し、19年度に増築および既存部分の改修工事を行う。20年3月の新設手術室の稼働、6月の完成を目指す。実施設計は内藤建築事務所名古屋支店が担当。

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