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北陸工業新聞社
2019/01/28

【福井】新年度から地元説明/整備局福井敦賀防災道路 

 近畿地方整備局福井河川国道事務所は、一般国道8号の敦賀市挙野から田結間(3・8キロ)の道路整備について、19年度からルート案などの地元説明に入る予定だ。地元の了解を得た後に、幅杭の設置などに着手したい考え。
 同区間については、今年度からは「8号敦賀防災」として新規事業化さており、現在、道路予備設計業務が進められているところ(担当 八千代エンジニヤリング)。同業務の内容は道路予備設計(B)、坑門工比較設計、交差点予備設計各一式。
 国道8号南越前〜敦賀間(約15・5キロ)は、過去に土砂災害や雪害による交通寸断などの課題がある。中でも敦賀市田結〜挙野の現道約5キロについては、特に対策が急がれる範囲として17年度にルートや道路構造の検討が進められ、概略の別線整備ルート案約3・8キロが固まっていた。
 なお、5月に行われた「国道8号敦賀・南越前バイパス建設促進期成同盟会」での説明によると、整備に要する事業費は150億円程度としている。

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