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北陸工業新聞社
2019/02/07

【福井】アカシア/最大6.3万kWで方法書縦覧/福井金毘羅風力発電事業 

 アカシア・リニューアブルズ(東京都中央区築地2―15―19 ミレニアム築地7階 デイヴィッド・ポヴァール代表取締役)は、福井市西部の金毘羅山付近で計画する「(仮称)福井金毘羅風力発電事業」に係る環境影響評価方法書の縦覧を開始した。
 計画によると出力は最大6万3000kW(4200kW程度を15基程度)。最大高さ(ブレード回転域の最大高さ)は140〜188メートル、ローター直径(ブレードの回転直径)は112〜136メートル、ハブ高さ(ブレードの中心の高さ)は84〜120メートル、耐用年数20年を見込んでおり、基礎形状は今後の地質調査等の結果を基に検討。事業実施区域の面積は約822ヘクタールで、風力発電機の設置予定範囲は約126ヘクタール。
 工事概要は▽道路工事、造成・基礎工事等=機材搬入路およびアクセス道路整備、ヤード造成、基礎工事等▽据付工事=風力発電機据付工事(風力発電機輸送含む)▽電気工事=送電線工事、所内配電線工事、変電所工事、建屋・電気工事、試験調整―。工事期間に関しては、22年7月頃から25年10月頃までを予定。その後、試験運転期間を経て、26年2月頃の営業運転開始を目指す。
 なお、電気工事は北陸電力の変電所へ連系させるための変電所工事、変電所と各風力発電機を接続する配電線工事などを予定しており、変電所から風力発電機までは基本は地下埋設とし、一部架線とする予定。
 環境影響評価方法書の委託事業者は日本気象協会(東京都豊島区)。

hokuriku