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建通新聞社(中部)
2019/02/07

【岐阜】多治見駅南市街地再開発 3月11日から特定業務代行者募集

 多治見駅南地区市街地再開発組合(多治見市本町1ノ24駅前プラザ・テラ、赤塚勝彦理事長)は、「多治見駅南地区第1種市街地再開発事業」の特定業務代行者を決めるため、1次募集の要項を提示した。募集は応募資格を判断する1次と、事業提案の内容を審査する2次に分けて行う。1次の応募受け付けは3月11日〜20日まで行い、3月27日に結果を通知する。通知後すぐに2次募集に取り掛かり、事業提案を5月8日まで受け付け、6月初旬から中旬に決定する予定だ。多治見駅南地区再開発事業
 応募は同組合内で受け付ける。電話0572(21)0070。
 応募資格は単独またはJVで、組合施行の第1種市街地再開発事業の特定業務代行者として2地区以上参加した実績や200戸以上で20階以上の分譲マンションの施工実績があること、経営事項審査で建築一式が1600点以上であることなどとした。
 代行業務は@事務局A施設建築物等の施工B保留床処分、処分先のあっせんC商業運営や駐車場等運営の支援などその他の業務―の4点。
 同事業は多治見市本町1、田代町1、2、音羽町2などの約2f区域にある施設の老朽化を受けて再開発を行うもの。既存建築物を解体して商業業務棟(鉄骨造3階建て延べ約1万0770平方b)や立体駐車場(鉄骨造5階建て延べ1万4250平方b)、住宅棟(鉄筋コンクリート造29階建て延べ約2万3030平方bで225戸)、ホテル棟(鉄筋コンクリート造12階建て延べ3820平方b)を新設する。
 整備のスケジュールは2019年8月から施設の解体、20年4月から建設に着手し、22年6月の開業を目指す。
 全体の総事業費は現段階で約187億円を見込んでいる。
 再開発組合顧問は再開発研究所(兵庫県川西市)、事業推進コンサルタントは都市問題経営研究所(大阪市中央区)、商業コンサルタントはオーク計画研究所(東京都新宿区)、事業協力者はフージャースコーポレーション(東京都千代田区)と竹中工務店名古屋支店(名古屋市中区)。基本・実施設計は大建設計名古屋事務所(名古屋市東区)が担当しており、3月末までにまとめる。

提供:建通新聞社