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北海道建設新聞社
2019/02/21

【北海道】道が2395億円を19年度に繰り越し

 道は、2019年度に総額2394億5363万円を繰り越す。一般会計が2383億9013万3000円、特別会計が10億6349万9000円という内訳。一般会計では農政費の917億6735万円が最多で、建設費と災害復旧費も500億円を超えた。災害復旧費では、土木災復事業費が350億7736万円に上っている。
 農政費は、道営土地改良費が477億901万円と約半分を占めた。このほか、畜産振興総合対策事業費で153億2065万円、農畜産物の輸出促進に必要な施設を整備する強い農業づくり事業費で123億1826万円を繰り越す。
 災害復旧費は545億2724万円。土木災復費以外では、緊急治山事業費で123億9960万円、耕地災害復旧事業費で33億2697万円、治山施設災害復旧事業費で20億2841万円など。
 建設費は540億2801万円を繰り越す。河川公共事業費で168億845万円、砂防海岸災害関連事業費で117億6545万円、道路橋梁の地域活力基盤整備事業費で57億1940万円が主なところ。
 水産林務費は220億3446万円で、漁港などが対象の水産物供給基盤整備事業費が79億4455万円、森林環境保全整備事業費は35億2079万円となっている。