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新建新聞社
2019/02/22

【長野】長野市2019年度当初予算案、もんぜんぷら座の耐震など

若穂スマートICの測量等に着手
一般会計1505億円、0.4%増
普通建設費202億6496万円、2.1%減
 長野市は、2019年度当初予算案を2月19日発表した。一般会計は1505億円(前年度当初比0.4%増)。地域要望に応えるため舗装や橋梁修繕などの土木予算を確保し、土木費が1億6000万円増加の187億円となった。
 建築の注目事業は、もんぜんぷら座の耐震改修に1億7781万円を予算化、七二会支所の庁舎整備事業は地盤調査と実施設計などに2096万円、仮称・芋井総合市民センターの建設は896万円を計上して用地測量と地盤調査などに着手する。防災行政無線デジタル化は実施設計と施工に6億2000万円など。
 土木関係は、仮称・若穂スマートインターチェンジ整備に2000万円を配分して測量や調査などに取り掛かる。このほか◇道路新設改良は約30事業で11億6604万円◇交通安全施設など整備9億9353万円◇県庁緑町沿線地区・仮称まちなか広場整備4億4890万円◇舗装修繕6億0690万円◇橋梁安全点検管理3億1050万円◇道路除雪事業4億7536万円−など。
 設備関係は、オリンピック施設の大規模改修で総額2億2843万円を予算化した。対象はアクアウィング、オリンピックスタジアム、ホワイトリンクで電力監視装置などを改修する。
 18年度3月補正に前倒しして行う国民宿舎松代荘の整備事業などに3億3337万円を盛り込んだ。
 普通建設事業費は202億6496万円(同4億4504万・2.1%減)で、内訳は補助97億7424万円(同11億8989万・10.9%減)、単独104億9072万円(同7億4484万、7.6%増)。篠ノ井総合市民センターの着工や清泉女学院大学看護学部の新設整備補助金分が減額した一方で、現在着工中の第一学校給食センターや道路・河川維持補修などで増額している。
 特別会計は11事業で総額759億3740万円(同1.0%増)。企業会計は、産業団地事業9億円(前年度当初比37.6%減)、水道事業122億6680万円(4.0%減)、下水道事業229億9040万円(1.3%増)、戸隠観光施設事業3億0510万円(12.9%増)としている。

提供:新建新聞社