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滋賀産業新聞
2019/03/01

【滋賀】豊郷町の2019年度当初予算案

 豊郷町は、25日に開会した町議会3月定例会に、一般会計45億円と特別会計(4会計)19億1975万9千円の合計64億1975万9千円、そして企業会計である水道事業会計からなる19年度(平成31年度)当初予算案を上程した。
 一般会計は、▽ふるさと納税に係る寄附金の増加▽「歌詰橋」補強・補修・歩道橋設置工事の実施▽地方創生事業における各種施策の推進▽防災事業に係る各種経費の計上―などにより対前年度当初比15・6%(6億0800万円)の増となり、94年(平成6年度)に次ぐ過去2番目に高い予算規模。
 町は、一見積極的に見える予算について、「社会保障関係費の増加傾向を鑑みて、堅実な財政運営を行なう必要があることから、従来にも増して町民との協働のまちづくりを推進し、行政としての役割並びに施策の緊急度・重要度を的確に判断、漫然と事業を継続することなく、『何を残し、何を止めるか、また新しく何に取り組むのか』という厳しい選択をしながら、より一層の『選択と集中』を徹底した予算編成を行なった」としている。
 投資的経費である普通建設事業費は、「歌詰橋」補強・補修・歩道橋設置工事の実施により140%(3億2928万6千円)増の5億6451万1千円。
 特別会計では、下水道事業特別会計が20年度から水道事業と同じく公営企業法の適用に伴う法適化を予定、その支援業務委託料の増加により3%(963万円)の増加。企業会計の水道事業会計は配水管設備改良費が621万3千円増の3971万1千円となっている。
 なお、役場庁舎増改築に係る工事費の予算計上は見送られた。

提供:滋賀産業新聞