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建通新聞社
2019/03/01

【大阪】夢洲土地造成 最低札は五洋・南海辰村JV

 大阪市は、2025年大阪・関西万博の会場整備となる「夢洲2区土地造成工事・第1〜3工区」の一般競争入札(WTO対象・2月28日開札)を実施。いずれも最低札は五洋・南海辰村JVだったが、低入札価格調査の対象となり「保留」としている。
 予定価格は第1工区が42億8510万6000円、第2工区が39億5703万9000円、第3工区が41億7781万8000円。入札額は第1工区が25億9800万円、第2工区が24億0800万円、第3工区が25億1400万円だった。
 入札参加メンバーは、▽フジタ・久本JV▽吉田組・ヤマト工業JV▽五洋・南海辰村JV▽若築・壺山JV▽東亜・本間JV▽東洋・みらいJV―。このうち吉田組・ヤマト工業JVは第1、第2工区の入札を辞退している。
 工事内容は、いずれも表層混合処理工、敷砂工、盛砂工、プラスチックボードドレーン工、盛土工一式。対象面積は3工区合わせて30fほどになると見られる。工期は22年3月31日まで。
 市は、30fの埋め立てや地盤改良に必要な土砂量は100万立方b規模と見ている。使用土砂については、市からは積極的に指定はせず、工事受注者に調達を任せる考え。工事は19〜21年度で行い、22年度は圧密沈下期間とする予定だ。
提供:建通新聞社