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建通新聞社(岡山)
2019/03/04

【岡山】倉敷市 真備地区7学校施設の災害復旧 早ければ4月にも建築・電気・設備を分離して発注する予定

 倉敷市は、平成30年7月豪雨で被災した真備地区にある7学校施設の災害復旧を計画している。2月補正予算に計上された川辺小学校と真備東中学校については、早ければ4月にも建築・電気・設備を分離して発注する予定。2019年度当初予算案には5校の災害復旧費22億4500万円を計上しており、19年度前半の発注を目指す。
 施設の復旧は、浸水部を原形復旧するもので、床や壁などの内装、電気配線やコンセント、受水槽ポンプなどを改修する。設計は庁内で行っている。完了予定は20年3月。
 各施設の概要は次の通り(@被災状況A主な施設規模B事業費)。
=2月補正予算=
 真備東中学校(真備町辻田60ノ1)−@1階部分が浸水A南校舎(鉄筋コンクリート造4階建て延べ3198平方b)、北校舎(鉄筋コンクリート造4階建て延べ2306平方b)、武道場(木造平屋489平方b)、体育館(鉄骨造2階建て延べ1394平方b)B6億5800万円▽川辺小学校(真備町川辺720)−@1階部分が浸水A西校舎(鉄筋コンクリート造3階建て延べ605平方b)、北校舎(鉄筋コンクリート造3階建て延べ1276平方b)、東校舎(鉄筋コンクリート造3階建て延べ472平方b)、体育館(鉄骨造2階建て延べ780平方b)B3億5800万円
=19年度当初予算案=
 箭田小学校(真備町箭田4110)−@2階部分まで浸水A北校舎(鉄筋コンクリート造2階建て延べ1126平方b)、南校舎西側(鉄筋コンクリート造2階建て延べ804平方b)、同東側(鉄筋コンクリート造2階建て延べ983平方b)、体育館(鉄骨造2階建て延べ873平方b)B8億6000万円▽真備中学校(真備町箭田1058)−@2階部分まで浸水A南校舎(鉄筋コンクリート造3階建て延べ1516平方b)、北校舎(鉄筋コンクリート造3階建て延べ2148平方b)、武道場(鉄骨造2階建て延べ469平方b)、体育館(鉄骨造2階建て延べ1149平方b)B8億9000万円▽真備陵南高等学校(真備町箭田1769ノ1)−@1階部分が浸水A校舎(鉄筋コンクリート造3階建て延べ1902平方b)、体育館(鉄骨造平屋868平方b)B2億6400万円▽川辺幼稚園(真備町川辺718)−@1階部分が浸水A園舎(鉄骨造平屋216平方b)B8600万円▽箭田幼稚園(真備町箭田1858)−@1階部分が浸水A園舎(鉄骨造平屋336平方b)B1億1800万円

「提供:建通新聞社」