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北陸工業新聞社
2019/03/01

【富山】相互理解へ初の意見交換会/建設業協会と測量設計業協会 

 富山県建設業協会(竹内茂会長)と富山県測量設計業協会(榮知之会長)との意見交換会が2月28日、富山市の富山県民会館で開催された。
 公共事業を取り巻く諸課題に関し、相互理解を深めようと初めて開いたもの。会合には建設業協会から竹内会長、山本隆・高田均副会長、常任理事ら17名、測量設計業協会からは榮会長、市森友明・金木春男副会長、理事ら8名が出席。
 冒頭、竹内会長が「インフラは、暮らしや経済活動を支える社会基盤であり、ハード・ソフトのバランスの取れた対策が基本。官と民だけでなく、皆様方と現場とのコミュニケーションの向上により、信頼関係を構築することが肝要であり、そうした思いから意見交換の機会を設けた。受注者としてそれぞれの立場を理解、尊重しつつ、実りある会となるよう祈念したい」とあいさつ。
 一方、榮会長は「測量設計業と建設業は切っても切れない間柄。大概が公共事業をなりわいとしている。川で例えると上流側、下流側で仕事をしているが、意思の疎通が図れないと堤防は破堤し、大変なことになる。公共事業では、国民・県民が安心して利用できるものを造ることが重要。意見交換は初めてだが、次回以降のため、実のある会合となるようお願いしたい」と述べた。
 その後、建設業協会の提案議案(1)測量・設計について(2)仮設計画について(3)設計図と現地の不整合について―、測量設計業協会からの提案議案(1)施工時(設計変更時)の問い合わせ等について(2)情報交換する場の創出について(3)設計図面の使用に関すること―に関しそれぞれ、配慮や見解を求めるなど、率直に意見を交わした。以下、出席者(敬称略)。
 【建設業協会】竹内茂会長、山本隆副会長、高田均副会長、常任理事=寺崎敏治、藤井秀之、大橋聡司、朝野智之、嶋田隆良、高尾道明、上田信和、辻正博、開章夫、専務理事=牧田潔、常務理事=木嶋弘、竹田淳一、事務局長=山崎長壽、事務局次長=石田裕伸【測量設計業協会】榮知之会長、市森友明副会長、金木春男副会長、理事=寺島雅峰、雄川薫雅、森永晃、経澤達朗、専務理事=冨樫一郎

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